ビートを落とした後は、タイヤからリムを取り外します。力ずくではなかなか上手く行きませんが、タイヤとリムの構造を理解した上でそれらの隙間を適切に確保すると、タイヤやチューブを傷つけずにスムーズに取り外すことができます。
【作業時の注意点】
この解説動画では、リムをタイヤの内側に落とさずにタイヤから取り外す方法をご紹介しております。この方法はタイヤを取り外す際に結構力が必要ですが、リムをタイヤの内側に落としてからタイヤを取り外す方法はあまり力を必要とせず、タイヤにも大きな力がかからずにダメージが少ないです。あまり力を必要としない方法は「#01 チューブの取り出し | これで長距離ツーリングも安心!オフロードバイクのパンク修理」をご参照ください。
この解説動画では、リムをタイヤの内側に落とさずにタイヤから取り外す方法をご紹介しております。この方法はタイヤを取り外す際に結構力が必要ですが、リムをタイヤの内側に落としてからタイヤを取り外す方法はあまり力を必要とせず、タイヤにも大きな力がかからずにダメージが少ないです。あまり力を必要としない方法は「#01 チューブの取り出し | これで長距離ツーリングも安心!オフロードバイクのパンク修理」をご参照ください。
【使用バイク】
ホンダ CRM250R(R)
使用する主なツール

メンテナンス手順
Step 1 : ビートの一部をリムの上部に上げる
タイヤレバーを使ってビート(タイヤとリムが接する部分)をリムの上部に上げるために、まずはタイヤレバーをビートとリムの間に差し込みます。ビートが固い場合はなかなかタイヤレバーを間に差し込めないため、まずは一本目のタイヤレバーを使ってビートの一部分を押し下げてリムとの間に隙間を作り、二本目のタイヤレバーをその隙間に差し込みます。
ビートとタイヤの間に差し込んだタイヤレバーを使用して、ビートの一部をリムの上部に上げます。
Step 2 : タイヤ全周に渡ってビートをリムの上部に上げる
二本目のタイヤレバーをビートとリムの隙間に差し込んだ状態で、一本目のタイヤレバーを二本目のタイヤレバー付近に差し込んみビートをリムの上部に上げます。
この作業を繰り返して、タイヤ全周に渡って、ビートをリムの上部に上げます。なお、タイヤレバーは2本よりも3本あった方が作業しやすいです。
Step 3 : タイヤからリムを取り外す
関連動画
あまり力を必要とせずにリムをタイヤから取り外す方法を詳しく知りたい方は、「#01 チューブの取り出し | これで長距離ツーリングも安心!オフロードバイクのパンク修理」をご参照ください。