リヤブレーキペダルを踏むとキャリパーピストンが外に押し出され、ピストンに触れている片側のブレーキパッドも押されます。また、片押し式キャリパーの場合、キャリパーがスライドすることによりもう片側のブレーキパッドも押されブレーキが利きます。
【使用バイク】
ホンダ CRM250R(R)
ホンダ CRM250R(R)
使用する主なツール




動作原理
事前準備 : リヤキャリパーとブレーキパッドを取り外す
リヤキャリパーとブレーキパッドを取り外して、キャリパーピストンの作動状況が観察できるようにします。今回使用しているホンダ CRM250Rのリアブレーキは油圧ディスクブレーキで、片押し式の1ピストン(ブレーキパッドを押すピストンが1つだけしかない)タイプです。
Step 1 : リヤブレーキペダルを踏むとキャリパーピストンが出る
Step 2 : キャリパーピストンがブレーキパッドを押す
Step 3 : ブレーキパッドがブレーキディスクを挟む
片押し式キャリパーの場合、ブレーキキャリパーがスライドすることによりもう片側のブレーキパッドも押されますので、両側のブレーキパッドにてブレーキディスク(ディスクブレーキ)を挟むことでブレーキが利きます。