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#03 クランクケース内ベアリングを3種類の方法で取り外す

現在オーバーホールしているCRM250Rは1990年代に発売されているため、すでに20年以上経過しています。このような古いバイクをメンテナンスする際には、パーツを壊さないことが非常に重要ですね。なにせ、純正パーツを購入したくても多くのパーツが入手できませんから…

ということで、CRM250Rのクランクケースも新品が入手できるかどうか微妙なため、クランクケース内ベアリングを取り外す際には、ベアリング装着部分にダメージを与えないよう慎重に作業します。

使用する主なツール

トーチバーナー
トーチバーナー
ヘックスソケット
ヘックスソケット
ラチェット
ラチェットハンドル

使用する主な用品

カセットガス(画像引用:岩谷産業(株))
カセットガス(画像引用:岩谷産業(株))

メンテナンス手順

Step 1 : ボールベアリングを取り外す

クランクケース内ベアリングは10個近くあるため、ベアリングのサイズやベアリングの種類(ボールベアリング、ニードルベアリングなど)によって下記3つの方法を使い分けます。

#01 パイロットベアリングプーラーセットでベアリングを取り外す
usage-and-choice-of-bearing-puller-01-04

#02 汎用型パイロットベアリングプーラーでベアリングを取り外す
usage-and-choice-of-bearing-puller-02-01

#03 自作ベアリングプーラーとガスバーナーでベアリングを抜く
usage-and-choice-of-bearing-puller-03-05

クランクシャフト取り付け部分の大きなベアリングは、強い力で圧入されているので取り外しにくいのですが、自作ベアリングプーラーとカセットガス式トーチバーナーで手早く作業を行うと案外すんなり抜けてくれました。

Step 2 : ニードルベアリングを取り外す

一方で、手こずったのがニードルべリングです。ニードルベアリングはご覧の通りベアリングプーラーのツメをひっかける部分が非常に薄いため、ニードルベアリングを引き抜こうとするとベアリングプーラーのツメがすぐに外れてしまいます。

overhaul-of-crm250r-engine-03-01

よって、ニードルベアリングが抜けやすくするために、ニードルべリングの周辺部分をカセットガス式トーチバーナーで炙って膨張させた上で、冷めないうちに手早くベアリングプーラーで引き抜くと…

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なんとか、ニードルベアリングを引き抜くことができました(汗)

overhaul-of-crm250r-engine-03-04

これらの作業にて、交換が必要なクランクケース内ベアリングを取り外すことができました。次回の作業では、クランクケースの接合部分に残っているガスケットをスクレパーで取り除きます。

overhaul-of-crm250r-engine-03-05

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