シートの縦横サイズよりも大きいシートカバーを用意します。その後、ハンドタッカー(工業用ホッチキス)を使用してシートフレームにシートカバーを仮留めします。その際、シートカバーの模様が斜めになったまま貼り付けないようにご注意ください。
ホンダ CRM250R(R)
使用する主なツール


メンテナンス手順
事前準備: 保護めがねの着用
シートカバーをシートフレームに貼り付けるために、ハンドタッカー(工業用ホッチキス)を使用しますので、タッカーの芯が飛び散る可能性があります。よって、目を保護するために保護めがねの着用を強くオススメします。
Step 1 : シートカバーを裁断する
シートの縦横サイズよりも大きいシートカバーを用意します。シートのサイズに対してシートカバーのサイズを上下それぞれ+20cm程度、左右もそれぞれ+20cm程度余裕を持たせると、作業がしやすいかと思います。
シートカバーを貼るためのハンドタッカー(工業用ホッチキス)を打つ際のポイントは、最初から全周に渡って順次打っていくのではなく、まずはシートの前端・後端・右端・左端部分にタッカーを打って仮留めしシートカバーの位置を合わせます。その後、シートカバーの各部を引っ張りながらタッカーを打って仕上げていきます。
Step 2 : シートカバーの前端を仮留めする
シートカバーの模様が斜めになったまま貼り付けてしまわないように、まずはシートカバーの中心部分に目印を付けます。その後、その目印をシートカバー前端の中央部分に合わせ、シートカバーの模様の方向がシートフレームの方向と合っていることを確認した上で、シート前端部分のフレームにタッカーを打ち込んでいきます。