ブレーキキャリパーで生じる摩擦熱がブレーキフルードに伝わったり、バイクで転倒したりひっくり返ると、ブレーキフルード内に気泡が生じやすくなります。このような場合、新しいフレーキフルードに入れ替えることでブレーキの利きが改善します。
【使用バイク】
ホンダ CRM250R(R)
ホンダ CRM250R(R)
トラブルの発生原因と解決方法
原因1:摩擦熱がオイルフルードに伝わって気泡が発生
原因2:転倒によりブレーキホース内に気泡が混入
バイクが転倒したり逆さまになったりした場合、ブレーキフルードを注入する部分(マスターシリンダーオイルカップと呼ばれています)に溜まっていた空気がブレーキホース内に入り込むことで、ブレーキフルード内に気泡が残ってしまう場合があります。
解決方法:新しいフレーキフルードに入れ替える
上記の原因1,原因2ともに解決方法は同様で、マスターシリンダーやブレーキホース、ブレーキキャリパーに入っているブレーキフルードをすべて新しいブレーキフルードに交換する方法です。つまり、気泡が混入しているブレーキフルードを排出し、気泡が含まれていない新しいブレーキフルードに置き換える方法です。
なお、次の連載動画にてブレーキフルードを交換する方法をご紹介します。