旧車をレストアする場合、サビ取り作業は避けて通れずなおかつ根気のいる作業でが、ケミカル品を活用することで作業効率を高めることができます。今回は、ワコーズ(WAKO’S)のメタルコンパウンドと1200番の耐水ペーパーを用いてサビ取りします。
使用バイク:ホンダ CRM250R(R)
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フロントハブのサビ取りを行います。サビを取るためにこのワコーズ(WAKO’S)のメタルコンパウンドを使います。サビを取る方法として、メタルコンパウンドをキッチンタオルにつけて、擦り込んでいくという作業を行います。
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こういうふうに擦り込むような感じで表面を削って、少しずつ取っていきます。
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現在、このワコーズ(WAKO’S)のメタルコンパウンドを使って、全体的にかるく磨き上げた状態です。
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サビが奥までしみ込んでいる部分は、メタルコンパウンドを使ってもなかなか取ることができません。よって、今回は耐水ペーパー1200番を使って表面を少し磨いていきます。
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このサビはたぶんスポークが錆びていて、そのスポークから出たサビがハブに張り付いているものだと思います。
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耐水ペーパーでのサビ取りは、アルミの表面加工部分を取ってしまうという弊害もあります。なので、表面にこびていたサビが取れるようにさらっとかけていきます。このように傷がついて奥までしみ込んだサビがなかなか取りにくいので、このあたりはもし取りであれば、サンドブラスターとかで取ることになります。今回はサンドブラスターは使えませんので、このメタルコンパウンドと耐水ペーパーでできる範囲で作業をやっていきます。
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現在、このワコーズ(WAKO’S)のメタルコンパウンドと1200番の耐水ペーパーを使って表面をある程度磨いた状態です。今回はアルミの表面加工をあまり傷つきたくないので、さらっとサビを落とした状態です。
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後はお好みによってどの程度サビを取るのかを、調整して頂ければいいかと思います。今回はこのような状態で、終わりたいと思います。最後にメタルコンパウンドを付けていますので、このブレーキクリーナーで全体を拭いていきます。
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噴き付ける際、グリスの部分に入ってしまうとグリスが溶けてしまうので、グリスの部分はパーツクリーナーが飛ばないようにしていきます。表面だけをさらっとサビ取りしていますので、こういう部分はまだ残っていますけれども、こういう所は少しサビが取れています。これでフロンハブのサビ取り作業は終了です。