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#01 リコイルによるネジ穴修正 取り外し部品編

ネジ穴(ナット)を潰してしまった際にリコイルを用いて修正する方法をご紹介します。バイクフレームなどのネジ穴(ナット)を潰してしまった場合は、バイクフレーム交換するとすると非常に費用がかかるためこの方法が非常に役に立ちます。

【状況説明】
今回は作業方法を分かりやすくするために、該当部品を取り外して修理いたします。バイクフレームのネジ穴を修理する際のポイントは、「#02 リコイルによるネジ穴修正 バイクフレーム編 | フレームの洗浄・加工」にてご紹介しております。

【使用バイク】
ホンダ CRM250R(R)

メンテナンス手順

Step 1 : 電動ドリルで下穴を開ける

Step 1 : 電動ドリルで下穴を開ける

ナットのネジ山を潰した場合は、まず電動ドリルで下穴を開けて(その穴をきれいに整形し)、その次にその穴にタップでサイズの大きなネジ山を作り、最後に以前と同じサイズのネジ山を作るためにリコイルをその穴に挿入します。

下穴やタップのサイズは使用するリコイルによって決めます。通常、リコイルには下穴やタップのサイズが指定されていますので、リコイルを用意する際に必要なサイズの鉄工用ドリルとタップも用意します。

電動ドリルで下穴を開ける際には、事前に鉄工用ドリルに切削油を塗ります。こうすることで、穴を開けるパーツや鉄工用ドリルへのダメージを抑えることができます。また、穴を開ける際に発生する摩擦熱を切削油が吸収してくれるのため、穴を開けるパーツが熱変形することを少し和らげることができます。なお、切削油を持ち合わせていない場合は、バイク用オイルを使用することで余計な出費を抑えることが出来ます。

Step 2 : タップでネジ山を立てる

Step 2 : タップでネジ山を立てる

タップを使って、ネジ山を立てます(新たにネジ山を作ります)。タップを使用する際にも、切削油を使用します。タップで一気にネジ山を立てようとすると、タップによって削り取られた鉄粉が新たなネジ山に入り込みネジ山を痛めてしまいます。

よって、タップで少しネジ山を立てたら一旦タップを外してネジ山に入り込んでいる鉄粉を清掃し、またタップを締め込んでネジ山を立てる作業を繰り返します。

Step 3 : リコイルを挿入する

Step 3 : リコイルを挿入する

リコイルキットには、リコイル(ネジ山になるパーツ)とリコイルを回すためのハンドルが同封されています。

リコイルのハンドルでタップを立てたネジ穴にリコイルを挿入していきます。挿入し終わったら、リコイルの先端に付いているハンドルを引っ掛けるための突起を取り外します。この突起は力をかけると取れるように設計されているため、ニッパーを使用するのではなくハンマーと突起を押し出す棒(これもリコイルキットに同封されています)で取り外すことができます。

解説動画ではプラスチックハンマーを使用して突起を取り外していますが、リコイルをハンマーで直接叩くわけではないため金属ハンマーを使用しても問題ありません。

関連動画

20140219_03_02_リコイルによるネジ穴修正_バイクフレーム編

バイクフレームのネジ穴を修理する際のポイントを詳しく知りたい方は、「#02 リコイルによるネジ穴修正 バイクフレーム編 | フレームの洗浄・加工」をご参照ください。

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